2010年11月18日

腎性高血圧と腎血管性高血圧の症状

・腎性高血圧・腎血管性高血圧
腎臓病の為に血圧が高くなった状態を腎性高血圧と言います。
高血圧には大きく分けて、原因不明の本態性高血圧と、原因疾患があってその病気の症状として高血圧を示す二次性(症候性)高血圧のニ種類あります。

腎性高血圧症は、二次性高血圧でもっとも多くみられるものです。
腎臓には血圧を調節する働きがありますが血圧が下がり腎に行く血流の量が減少してしまうと、腎臓からレニンというホルモンが分泌され、血圧を上げるように働きます。
このようにして腎に行く血流の量を増加することで、少しでも老廃物を体外に尿として出そうとするのですが、そのために慢性腎不全では、レニンが過剰に分泌されて、血圧が高い人が多くみられます。

腎性高血圧症の中でも腎血管性高血圧は、片側または両側の腎動脈の狭窄が原因で生じる高血圧症です。
腎血管性高血圧は高血圧疾患の五〜七%を占め、動脈硬化性変化や血管の線維性肥厚によることが多いとされています。
腎動脈の狭窄が原因となるので、外科的に狭窄部を修復するか、バルーンカテーテルなどによって腎動脈の狭搾部位を広げるか、当該腎の摘出で血圧は正常に戻ります。

・原因
慢性腎炎、腎硬化症、慢性腎不全、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、IgA腎症、嚢胞腎、腎動脈狭窄症

・治療法
腎性高血圧の血圧調整は、腎機能を保護して血圧が高くなることで進む機能低下を防ぐことと、血圧が高い為に生じる腎臓以外の他の臓器の障害を防ぐ目的で行なわれます。
食事療法としては、塩分を抑えます。
降圧薬はレニン・アンギオテンシン系を妨げるACE阻害薬を第一としますが、最近はH2遮断剤(ARB)が開発され、治療の幅が広がりました。
タグ:腎臓
posted by kaitenlife at 19:07| 腎性高血圧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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